2004年ドイツ ライプツィヒ「インターナショナルゾリステンシリーズ」に最年少で抜擢。オールバッハプログラムでリサイタルデビュー 観客が総立ちになる大反響となりバッハアルヒーフ(バッハの最高研究機関)より「とくにシャコンヌの演奏は絶品といえる」と評される。その後毎年、同地でリサイタルが催されている。
ヘリベルト・バイセル氏(ハンブルグ交響楽団名誉指揮者)に認められ、これまでハンブルク、ハノーファー、シュトゥットガルド、ニュルンベルク、バートノイエナー、ボン等の各都市でソリストとして起用されている。2005年のボンでの公演は早くからチケットが売り切れになり急遽舞台上にも客席が設けられた。その日の演奏は「今まで聞いた中で最高のメンデルスゾーン」と賞され、その模様はラジオでも放送された。バイセル氏との公演はこれまで全公演アンコールを行う異例の人気で前回のツアーは計12000名の観客が詰め掛けた。
その他にもオランダ アムステルダム国際ミュージックフェスティバルでリサイタルの折には25分も拍手が鳴り止まず、オーストリア、スロヴァキアのバッハコンチェルトツアーにソリストとして同行の模様はテレビで放映されるなどヨーロッパ諸国で喝采を浴び注目を集めている。
2007年スロバキア放送フィルの指揮者マリオ・コチックの音楽監督就任記念コンサートで貴志康一のヴァイオリンコンチェルトを演奏。全ヨーロッパに放送される。
2008年にはライプツィヒで5回目のリサイタルを開催。
カイロとアレキサンドリアで行われたエジプトと日本交流記念コンサートにも出場し国際交流にも貢献している。
フランスの大御所ピアニストであるイヴ・アンリ氏との共演も予定されている。
イヴ・アンリ氏らとプロジェクト「RYU」を結成し、禅の精神も取り入れた新しいクラシック音楽開発に努めている。
2008年からは「超」をテーマに演奏活動を企画している。
2009年には日本人ヴァイオリニストとして初めてドイツのバッハフェスティバルに招待されており、世界中から集まる巨匠たちと並ぶ大きなステージに期待が寄せられている。
「民族を超え、宗教を超え、男女を超え、時代を超え、政治を超え、すべての心境をも超える力を持つ芸術創り」が今の研究課題である。